Saturday, March 17, 2007

非戦時トマソン君——[thomason路上观察系列]

「トマソン」報告です。//thomason报告。
今回の物件はトマソンであるかどうか、とても躊躇です。
06年末、南京市上海路で。

この階段を上る途中で写真の中の白い物件を発見しました。
//上海路西侧,烤鸭店附近的台阶上,照片中的白色物体。



右側の「戦時起用」という意味の文字から、
戦時ではないかぎり使いません
という意味合いを読み取ることができます。
平和時代の今日では、これは無用物ですね。
戦時では防空壕で、非戦時ではトマソンですね。
//战时启用,说明这是一处防空洞。
//但是在和平年代,它在城市里无用武之地。
//某种意义上,“备用=无用”



しかし左側の破壊部分にも何か文字があったのでしょうか。
破壊の原因は何でしょうか。
すごく気になります、わたしは。
だって中国の「対聯(たいれん)」によく似ていますもの。
わくわくと上の聯を出して、下の聯を待ち明かしている
この寂しげな姿
//另一侧的文字被破坏(自然?人为?)
//仿佛在等待谁来接出下半句:)



また横に小さな無用窓(窓か黒板のようなもの)もあって、
飾り物みたいに可愛らしいです。
//这边是一个小小的无用窗或是宣传栏吧,被封起来了。
//这也是thomason呢:)



この非戦時トマソン君こそが長生きできますように...
//但愿它永远不要被启用,永远能让我每天路过的时候向他微笑


物件全体


1 comment:

Anonymous said...

在南京火车站里面,也有红油漆着“战时启用”字样的卷帘门。

毕竟是重镇嘛。